「超高齢社会を前提とした 情報・知識 (エイジングリテラシー)」は 意外にはやく、あなたにも必要になる

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思ったよりも先のことではないのかも?

仕事と介護との両立準備について役立つ情報をお届けするメルマガシリーズ。今回は、企業にお勤めの2,500名の方々のデータに基づき、仕事と介護の両立に起きている知られざる構造変化についてお伝えします。

もはや若いからといって介護には無縁ではない

20〜30代でも介護に関わるひとは増えつつある

仕事と介護の両立支援クラウド「LCAT」を利用した従業員規模200人以上の企業に勤める方2500名を対象とした調査によると、日常的に介護に関わっている人は20〜30代でも少なくないことがわかりました。

現在日常的に介護に関わっている方の中で 「自分が親を介護している」人は24%

「親や配偶者による祖父母介護」や「親や兄弟による親介護」も自分ごとになってくる

介護といえば一般的に「自分が親を介護する」状況を想定しますが、実際にはそのパターンは24%にすぎません。「親や配偶者による祖父母介護」や「親や兄弟による親介護」の場合でも、日常的に自分も関わっている方は少なくありません。
人口構造が逆ピラミッド型に変化し、兄弟の数が少なくなり、祖父母世代の介護負担が一世代下まで分担されはじめています。親世代の介護にも親族ぐるみで関わらなければならない時代になりつつあるのです。

自分が介護しているわけではなくても
家族介護が始まると7割が不安を感じている

「知識不足に対する不安」は主に介護をしている人とほとんど変わらない

ひとたび家族の介護が始まると、たとえ自分が主な介護者でないとしても、上記のように「不安や悩み」を過半数以上の人が抱えることがわかっています。
特に知識不足に対する不安は顕著で、もはや介護や高齢者ケアに対する情報・知識は、「若いから」「自分には関係ない」とは言えない時代がやってきていると言えます。

この記事の監修者

回答者アイコン木場 猛(こば・たける) 株式会社チェンジウェーブグループ リクシスCCO(チーフケアオフィサー) 介護福祉士 介護支援専門員 東京大学文学部卒業。高齢者支援や介護の現場に携わりながら、 国内ビジネスケアラーデータ取得数最多の仕事と介護の両立支援クラウド「LCAT」ラーニングコンテンツ監修や「仕事と介護の両立個別相談窓口」相談業務を担当。 3年間で400名以上のビジネスケアラーであるご家族の相談を受けた経験あり。セミナー受講者数、延べ約2万人超。 著書:『仕事は辞めない!働く×介護 両立の教科書(日経クロスウーマン)』
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