「孤独」「社会的孤立」の回避は、高齢者の健康の鍵を握る

「孤独」「社会的孤立」の回避は、高齢者の健康の鍵を握る

「孤独」と「社会的孤立」は、高血圧、心臓病、免疫機能の低下、認知症の発症等、様々な身体的・認知的機能の悪化に影響することが、多くの研究で分かっているそうです。

そして、「孤独」「社会的孤立」については、外形的なものというより、ご本人が主観的にどう感じているか、に着目することが重要なようです。

実際、「独り暮らしだが、ともに食事をする方がいる」よりも、「誰かと共に暮らしているが、独りで食事をしている方」のほうが、鬱や認知症になる確率が高い、という研究結果がでているのは、その証左だといえるでしょう。
人間は社会的な動物であり、心と体は密接に繋がっている。

こういう時期を経ている今だからこそ、ポストコロナ時代にわたしたちが大切な家族や友人にできる一番大切なことを、改めて見直していきたいものです。

米国立老化研究所 ‘Social isolation, loneliness in older people pose health risks ‘

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この記事の監修者

回答者アイコン木場 猛(こば・たける) 株式会社チェンジウェーブグループ リクシスCCO(チーフケアオフィサー) 介護福祉士 介護支援専門員 東京大学文学部卒業。高齢者支援や介護の現場に携わりながら、 国内ビジネスケアラーデータ取得数最多の仕事と介護の両立支援クラウド「LCAT」ラーニングコンテンツ監修や「仕事と介護の両立個別相談窓口」相談業務を担当。 3年間で400名以上のビジネスケアラーであるご家族の相談を受けた経験あり。セミナー受講者数、延べ約2万人超。 著書:『仕事は辞めない!働く×介護 両立の教科書(日経クロスウーマン)』
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