仕事と介護の両立に関し、上司として最低限知っておくべき支援とは?

仕事と介護の両立に関し、上司として最低限知っておくべき支援とは?

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部下から、仕事と介護の両立に関する相談を受けました。
私は、まだ介護には関わりがなく、相談を受けたとき、アドバイスできる状態にはありませんでした。
人事部に相談し、その部下の介護支援については、一旦は私の手を離れました。
ただ、今後のことを考えると、上司として最低限知っておくべき介護支援について理解しておくべきだと思いました。この点について、ご指導いただきたいです。

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ご質問、ありがとうございます。
実は、ビジネスケアラーの約8割は、仕事と介護の両立について上司に相談するというデータがあります。

仕事と介護の両立は、仕事のパフォーマンス問題になりやすいので、上司に相談すべきことだと考えるのでしょう。なので、上司として最低限知っておくべき介護支援について関心を持つことは、今後の日本における管理職に求められる重要な要件だと思います。

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回答者:酒井穣(さかい・じょう)

株式会社チェンジウェーブグループ/リクシス 創業者・取締役 慶應義塾大学理工学部卒。TIAS School for Business and Society経営学修士号(MBA)首席取得。商社にて新規事業開発に従事後、オランダの精密機器メーカーに光学系エンジニアとして転職し、オランダに約9年在住する。帰国後は東証一部上場企業の取締役を経て、2016年に株式会社リクシスを佐々木と共に創業。自身も30年以上に渡る介護の経験者であり、認定NPO法人カタリバ理事なども兼任する。NHKクローズアップ現代などでも介護関連の有識者として出演。 著書:『はじめての課長の教科書』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、2018)、『ビジネスケアラー 働きながら親の介護をする人たち』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、2023)

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