要介護前の突然の体調不良。今からできる退院後の介護準備は?

要介護前の突然の体調不良。今からできる退院後の介護準備は?

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私の祖父母が、同じタイミングで体調を崩してしまいました。それぞれ別々の場所で暮らしており、1人は一人暮らし、もう1人は夫婦で生活しています。2人とも年齢は90歳前後です。


1人は転倒による骨折、もう1人は腎臓に穴が空き、入院することが決まりました。入院期間はまだ未定です。


2人が退院した後、私は何に備えて、どのように介護の準備を進めておくと良いでしょうか。漠然としたご相談で恐縮ですが、アドバイスをいただけますと幸いです。


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ご相談ありがとうございます。お2人が同時に入院され、焦るお気持ちになるのも無理はありません。


ただ、「入院中だからこそ、準備できる時間がある」と考えることもできます。治療後はリハビリのために介護老人保健施設(老健)などの施設に移るケースも多く、段階を踏んで対応することが可能かと思います。焦らず対応していきましょう。


さて、ご質問は「退院後、何に備えて介護の準備を進めたらよいか」という点でしたね。


まずは、退院支援担当の相談員(MSW)に『退院後の生活に不安がある』と伝えることから始めてみてください。


多くの病院には、退院後の生活支援を調整する「相談員(医療ソーシャルワーカー、MSWとも呼ばれます)」が配置されています。入院中に「退院後の自宅での生活に不安がある」「支援が必要になるかもしれない」「今後、介護認定が必要になる可能性が高いため、制度の使い方を知りたい」と伝えておきましょう。経過を見ながら、地域包括支援センターやケアマネジャーと連携してくれることと思います。

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回答者:岩瀬 良子(いわせ・りょうこ)

介護支援専門員(ケアマネジャー)/介護福祉士 京都大学総合人間学部卒業。病院・施設・在宅など多様な現場に従事し、介護職員初任者研修講師経験や英国ホスピス視察などを経て「地域ケア」と「納得のいく看取り」を探求・実践する。現在はその知見を活かし、「仕事と介護の両立」に関する個別相談やQ&A対応、専門記事の編集を担当。現場のリアリティと専門知識に基づいた、正確で温かみのある情報発信を行っている。【執筆協力】中央法規出版『生活援助従事者研修 公式テキスト』

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