義母は、婚姻関係のない知人男性と二人暮らしをしており、互いの年金で生活してきました。男性は現在入院中で、視力・聴力・歩行に著しい障害があり、要介護認定を申請中です。義母は介護が難しいため、施設入所を希望しています。
私たち夫婦は男性と血縁関係がなく、費用負担や保証人にはなるつもりはありません。一方、男性には娘2人と兄がいますが、いずれも「今後の対応はできない」と拒否しています。
このため、生活保護と年金を活用して入所できる施設を検討していますが、義母が役所に相談したところ、「長年同居していたため、生活保護は難しいかもしれない」と言われたとのことです。
そこで、以下の点についてご助言をいただけますと幸いです。
①このような親族間の対応拒否を含む状況でも、地域包括支援センターは相談に乗ってくれるのでしょうか?
②地域包括支援センターやケアマネジャーが、親族への説明や働きかけをしてくれることはありますか?
③解決しない場合、法的措置(弁護士対応や民法に基づく責任追及)が必要になるのでしょうか?民法上は、介護は子供や親族がおこなう義務がある、とのことなので、それを背景に係争するしかないのでしょうか?
④生活保護の可否について、地域包括支援センターに改めて相談してよいのでしょうか?
ご教示いただければ幸いです。

お義母さまのご状況、そしてご家族の立場を考えると、複雑で心身ともに消耗する毎日を過ごされていることと思います。
結論から申し上げますと、適切な相談先に正確に事情を伝えることで、生活保護や施設入所といった現実的な選択肢を進めていくことは十分可能です。
まずは、現在入院中とのことですので、病院の相談員(MSW:メディカルソーシャルワーカー)に相談してみてください。要介護認定後は、病院の退院支援担当者のサポートにより、施設の選定や生活支援制度の活用が進められます。
この際、以下のような事情を明確に伝えることが重要です:
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