子どもや親の介護を理由に休まざるをえない状況が多々あり、介護経験のない上司の理解を得るにはどうすればいいのでしょうか?

子どもや親の介護を理由に休まざるをえない状況が多々あり、介護経験のない上司の理解を得るにはどうすればいいのでしょうか?

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父は介護施設で、目の悪い母は一人暮らし。一人の母が怪我などしないか心配です。子どもも小さく、怪我や風邪で休むことに加え、両親のことでも私が仕事を休むので、ダメとは言われないけど上司の理解はなさそうに感じます。介護をした経験のない上司と交渉するにはどうすればいいのでしょうか?


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ご質問ありがとうございます。

上司との交渉の際、上司が大事にしていることを理解することはもちろんのこと、“介護と育児と仕事が重なったときにできること、できないこと”を明確に伝えることが大切です。

また、子供や親の突発的なケアが必要になる場合を想定して、サポート体制を整えることも必要となるでしょう。

そういった対策を取りつつ、上司との交渉においては、家庭の現状をオープンにしながら、感情を挟まず事実ベースでわかりやすく話すと、上司も話を聞きやすくなるかと思います。


以下に、上司への伝え方の3つのポイントをお伝えいたします。

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回答者:室津 瞳(むろつ・ひとみ)

NPO法人こだまの集い代表理事 / 株式会社チェンジウェーブグループ シニアプロフェッショナル ダブルケアスペシャリスト / 杏林大学保健学部 老年実習指導教員 介護職・看護師として病院・福祉施設での実務経験を経て、令和元年に「NPO法人こだまの集い」を設立。自身の育児・介護・仕事が重なった約8年間のダブルケア経験をもとに、現場の声を社会に届けながら、働きながらケアと向き合える仕組みづくりを進めている。 【編著書】『育児と介護のダブルケア ― 事例からひもとく連携・支援の実際』(中央法規出版) 【監修】『1000人の「そこが知りたい!」を集めました 共倒れしない介護』(オレンジページ)

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