遠距離介護をする部下に、上司としてどのように関われば良いでしょうか?

遠距離介護をする部下に、上司としてどのように関われば良いでしょうか?

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部下が、親御さんの遠距離介護をしています。毎週、金曜日の午後を早退し、土日の介護をするために飛行機の距離を移動しています。休日がない状態だと思うので、体力・精神力の面でも心配ですが、金銭的にも心配です。上司として、どのように関われば良いでしょうか?


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ご質問、ありがとうございます。 このように、部下の仕事と介護の両立について心配すること自体が、上司として素晴らしいと思います。 部下が、仕事と介護の両立に成功し、キャリアを犠牲にすることなく活躍していくことを、みんなで考えていければと思います。 まずは、日常業務の中で、部下の体力・精神力の面について観察をし、無理があるようであれば、人事部などと連携をしていくことが重要でしょう。 その上で、以下、いくつか考えておきたいことを述べてみます。 金銭的な部分では、

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回答者:酒井穣(さかい・じょう)

株式会社チェンジウェーブグループ/リクシス 創業者・取締役 慶應義塾大学理工学部卒。TIAS School for Business and Society経営学修士号(MBA)首席取得。商社にて新規事業開発に従事後、オランダの精密機器メーカーに光学系エンジニアとして転職し、オランダに約9年在住する。帰国後は東証一部上場企業の取締役を経て、2016年に株式会社リクシスを佐々木と共に創業。自身も30年以上に渡る介護の経験者であり、認定NPO法人カタリバ理事なども兼任する。NHKクローズアップ現代などでも介護関連の有識者として出演。 著書:『はじめての課長の教科書』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、2018)、『ビジネスケアラー 働きながら親の介護をする人たち』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、2023)

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