認知症でも会話ができる場合、介護認定は軽くなる?

認知症でも会話ができる場合、介護認定は軽くなる?

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認知症(記憶が保持されない状態)であっても、その場での受け答えに問題がない場合、介護認定においては要支援にしかならないのでしょうか?


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安心して生活を続けるためにも、一度きりの調査で表面的に判断されずに、実態に合ったサービスにつながりたいと感じるのはごもっともなことです。


介護認定は、会話ができるかどうかだけで要支援に限定されるものではなく、日常生活全体の状況をもとに判断されます。そのため、たとえ会話が自然であっても、記憶の保持が難しいことにより生活に支障が出ている場合(たとえば、薬の管理ができない・ごみ出しの曜日が分からない・同じ食材を繰り返し購入してしまうなど)は、要介護と認定される可能性も十分にあります。


また、主治医の意見書も認定に大きく影響します。認知症の症状について、主治医に具体的に記載してもらうことで、より実態に即した認定につながりやすくなります。


一方で、ご懸念されているように、認定調査の際に本人がしっかり受け答えできたために結果が軽く出たという実際の事例もあります。そのため、次のような対応をしておきましょう。


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回答者:岩瀬 良子(いわせ・りょうこ)

介護支援専門員(ケアマネジャー)/介護福祉士 京都大学総合人間学部卒業。病院・施設・在宅など多様な現場に従事し、介護職員初任者研修講師経験や英国ホスピス視察などを経て「地域ケア」と「納得のいく看取り」を探求・実践する。現在はその知見を活かし、「仕事と介護の両立」に関する個別相談やQ&A対応、専門記事の編集を担当。現場のリアリティと専門知識に基づいた、正確で温かみのある情報発信を行っている。【執筆協力】中央法規出版『生活援助従事者研修 公式テキスト』【出版】「介護に向き合う人を支える 気持ちが軽くなる12のヒント : ケアに宿る意味を見つける実践術」

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