86歳の母についての相談です。昨年秋に父が亡くなり、現在は一人暮らしをしています。何度も同じことを尋ねるなど物忘れが目立ち、認知症ではないかと思っています。しかしそれ以上に気になっているのが、母がしきりに悔やみごとを口にすることです。「長年連れ添った父のもとに行きたい」「どうしてこんなことになってしまったのか」と、泣きそうな様子で話します。
高齢者うつなのでしょうか。
現在は要支援2でデイサービスに通っており、それは楽しんでいる様子です。今の段階で、近くの精神科や心療内科を受診した方がよいでしょうか。

お母様に少しでも日々を穏やかに過ごしてほしいと思うお気持ちが伝わってきました。「父のもとに行きたい」といった言葉を聞くたびに、胸が締めつけられる思いをされているのではないでしょうか。
まずお伝えしたいのは、配偶者を亡くされてからまだ一年も経っていないのであれば、悲しみが深いのは決して不自然ではないということです。長年連れ添ったご主人との別れは、人生の大きな喪失です。強い寂しさや後悔の言葉が出るのも、事実として自然な経過の一つです。
「悲しんでいいんだよ」と伝えてあげてください。
お母様が今感じている寂しさや涙を否定せずに、まるごと受け止めることから始めてみてください。悲嘆を否定しないことは、悲嘆が少しずつやわらいでいくための大切な第一歩です。
もう一つ大切なのは、
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