発達障害の兄が一人暮らしを希望しています。公的な支援や資金管理に良い方法はありますか?

発達障害の兄が一人暮らしを希望しています。公的な支援や資金管理に良い方法はありますか?

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発達障害の兄(59歳)がいます。先日、母が亡くなり、今は兄が父(90歳)と2人で実家に住んでいます。


その兄から「一人暮らしをしたい」という相談がありました。父と折り合いが悪いこともあり、また父自身も現在の一軒家を売却し、サービス付きの高齢者住宅に移り住むことを検討しているためです。


そこでご相談なのですが、兄が一人暮らしを始めた後、公的に支援してもらえる制度やサービスなどはあるのでしょうか。


また、母が兄に対してそれなりの遺産(お金)を残してくれており、今は私がその資金を管理しています。このお金について、できれば私が管理し続けるのではなく、兄が使い込んでしまわないような、何か良い方法で渡すことができないかと考えています。こちらについても、良い方法があれば教えていただきたいです。


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お兄様の将来を見据え、「できるだけ自立してもらいたい」「でも心配もある」と感じられているお気持ち、よく伝わってきました。さっそく、ご相談内容について順を追ってお答えいたします。


1.生活面について


お兄様が該当される場合、自治体の「障害福祉サービス」を利用できる可能性があります。たとえば、家事援助や移動支援などを受けながら、自立した生活を支えていくことができます。相談窓口は、お住まいの地域の役所にある「障害福祉課」などとなります。まずはそちらにご相談ください。


また、お兄様が65歳を迎えると、障害福祉サービスから介護保険サービスへ移行となります。その際は、相談窓口や制度の仕組みが変わりますので、今後の見通しとして覚えておいていただけると良いかと思います。


2.金銭面について


金銭管理については、以下のような方法があります。

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回答者:岩瀬 良子(いわせ・りょうこ)

介護支援専門員(ケアマネジャー)/介護福祉士 京都大学総合人間学部卒業。病院・施設・在宅など多様な現場に従事し、介護職員初任者研修講師経験や英国ホスピス視察などを経て「地域ケア」と「納得のいく看取り」を探求・実践する。現在はその知見を活かし、「仕事と介護の両立」に関する個別相談やQ&A対応、専門記事の編集を担当。現場のリアリティと専門知識に基づいた、正確で温かみのある情報発信を行っている。【執筆協力】中央法規出版『生活援助従事者研修 公式テキスト』

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