財産の少ない父と、人手不足の現場が気がかり。不安を減らすための備え方は?

財産の少ない父と、人手不足の現場が気がかり。不安を減らすための備え方は?

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2点、質問させてください。

1)離れて暮らす父(63歳)のことでご相談です。最近になって、どうやら健康保険料を支払っていないことがわかりました。本来であれば支払い義務があると思うのですが、なぜ今まで支払わずに済んできたのか、その状況が把握できていません。


本当は父に直接聞きたいのですが、ちょっとしたことでも激しく怒るため、会話にならず、尋ねることができません。母を通じて得た情報では、「お金がない」「病院嫌い」ということのようです。


とはいえ、将来介護が必要になったとき、何らかの治療や医療費が発生するのは避けられないであろうし、いざという時には「結局、長男である自分が医療費を負担せざるを得なくなるのでは」と思うと、不安でたまりません。 


もちろん親なので、できる範囲でのサポートはしたいと思っていますが、「自業自得ではないか」という思いや、父の自由なふるまいで母にも多くの迷惑をかけてきたことを思うと、率直に言えば安易に助けたくない、複雑な感情があります。


高額な医療費の支払いを回避するために、今のうちにやっておける備えや対策があれば教えていただきたいです。


2)先日受講した弊社のセミナーでは、「困ったときはまず地域包括支援センターに相談を」と教わりました。

一方で、障害分野に関わる方から「近い将来、障害者を支える人材が深刻に不足する」と聞いたことがあります。


それを聞いて、高齢者介護の分野にも同じような問題が起きるのではないかと不安になりました。

将来的に、地域包括支援センターに相談してもすぐに対応してもらえない時代が来るのでは?という懸念があります。


とはいえ、今はAI技術が急速に発達しており、今後はAIが支援の一部を担ってくれる可能性もあるのではと思っています。

この点について、今どのように捉えられているのか、見通しを教えていただけるとありがたいです。


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お父様の問題について、複雑なお気持ちを抱えながらも、今のうちにできる備えを考えて行動しようとされていることは、素晴らしいことだと思います。

以下、ご質問にお答えいたします。


1)親御さんの性格を踏まえると、正面から話すのは難しいご状況かと思います。

そのような場合は、「社会の仕組み(行政)に任せる」という選択を取り、ご自身は一定の距離を保ちながら関わることをおすすめします。


まずは、

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回答者:岩瀬 良子(いわせ・りょうこ)

介護支援専門員(ケアマネジャー)/介護福祉士 京都大学総合人間学部卒業。病院・施設・在宅など多様な現場に従事し、介護職員初任者研修講師経験や英国ホスピス視察などを経て「地域ケア」と「納得のいく看取り」を探求・実践する。現在はその知見を活かし、「仕事と介護の両立」に関する個別相談やQ&A対応、専門記事の編集を担当。現場のリアリティと専門知識に基づいた、正確で温かみのある情報発信を行っている。【執筆協力】中央法規出版『生活援助従事者研修 公式テキスト』

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