親のことを心配するあまり、いろいろと話をしたり動いたりしているのですが、いつも「がみがみ言う」と受け取られてしまい、結局は喧嘩になってしまいます。「もう自分でやれば?」と思うこともありますが、倒れた時に助けられるのは娘である私だけだと思うと、距離を置くことも難しく感じています。
距離感が必要だとは思いますが、優しく接することができない自分にも自己嫌悪を覚えてしまいます。ケアマネさんや地域包括支援センターの方にも関わっていただいてはいるのですが、気持ちの持ちようや考え方について、何かアドバイスをいただけるとありがたいです。

お忙しい中で親御さんを心配して動いているのに、文句を言われると傷つきますね。
同時に、言い合いになると、なぜもっと優しくできないのかと自己嫌悪に陥ってしまうお気持ちもお察しします。
まずお伝えしたいのは、親御さんのためにあれこれ考えて動けること自体が間違いなくご相談者様の優しさの表れであるということです。
ですが、いま感じている「気持ちの限界」もまた、自然なサインです。
感情労働と言われる介護は、専門職でも常に優しくし続けるのは大変です。
元気だった頃を知っていて、一番接点が多いご家族が優しくし続けるのは、もっと難しいことです。
介護職として20年以上現場に出ていて、「お客様」には無限に優しくできる私も、自分の親には優しくできませんでした。
そもそも今ここまで考えているだけでご相談者様は十分優しいわけですから、自分の余裕がない時は無理に優しくする必要は無いと思います。
そういわれても楽にはならないかもしれませんので、いくつか方法を考えてみます。
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