寝たきりとなった父を在宅介護することは難しいでしょうか?

寝たきりとなった父を在宅介護することは難しいでしょうか?

お気に入り登録

87歳の父が救急搬送され、誤嚥性肺炎のため胃ろうを造設し、数週間後に退院予定です。現在はベッド上での生活となっており、会話は可能ですが認知機能はかなり低下しています。86歳の母と二人暮らしですが、私たち娘が少し支えながらでも、一度は在宅療養を実現できないかと考えています。


介護区分は要支援1から変更中で、要介護3以上が見込まれています。尿は尿路バッグ、便はおむつで対応中です。病院ではエアマット付きの挙上可能なベッドを使用しています。


訪問看護や介護サービスを利用しながらの在宅療養は可能でしょうか。また、私自身は近くに住んでおりますが、仕事を辞めたり介護休暇を取得して同居しなければ難しいのでしょうか。ご助言いただけますと幸いです。


回答者アイコン

ご相談ありがとうございます。お父様のご入院と、今後の在宅療養へのご不安、そして「一度でも在宅で迎えてみたい」というお気持ち、とてもよく伝わってきました。


結論から申し上げますと、介護サービスを活用することで、寝たきりであってもご自宅で過ごすことは十分に可能です。胃ろう・尿路バルーン・エアマットといった医療的ケアも、訪問看護ステーションとの連携により、在宅での調整は可能です。


誤解を恐れずに申しますと、認知症による徘徊や転倒のリスクがあり、常時の見守りが必要な状態に比べると、寝たきりのほうがむしろ在宅介護を組み立てやすい側面もあります。


ここからは、現在の状況で、在宅介護を実現するために必要な3つのポイントをお伝えします。

この続きは無料会員限定です

残り 1,647字

回答者アイコン

回答者:岩瀬 良子(いわせ・りょうこ)

介護支援専門員(ケアマネジャー)/介護福祉士 京都大学総合人間学部卒業。病院・施設・在宅など多様な現場に従事し、介護職員初任者研修講師経験や英国ホスピス視察などを経て「地域ケア」と「納得のいく看取り」を探求・実践する。現在はその知見を活かし、「仕事と介護の両立」に関する個別相談やQ&A対応、専門記事の編集を担当。現場のリアリティと専門知識に基づいた、正確で温かみのある情報発信を行っている。【執筆協力】中央法規出版『生活援助従事者研修 公式テキスト』

この記事は役に立ちましたか?

より良いサービスを提供するために、欲しい情報や改善してほしいポイントを教えてください。

アンケートに参加する 外部リンク