高齢親の浪費を険悪にならずに防ぐ方法はありますか?

高齢親の浪費を険悪にならずに防ぐ方法はありますか?

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80代別居。高額な買い物やサブスクの契約をしてしまう(身体によいとされているもの。医療・美容器具、健康食品など)、険悪にならずに防ぐ方法はありますか?訪問販売や固定電話は番号通知と居留守対応にしたが、スマホ広告、新聞、テレビなどから情報が入ります。

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ご本人の認知機能が低下している状態であれば後見や補佐などで制限されることがあり、要介護になっていれば介護サービス事業者がかかわる頻度を上げて「見張り」を増やし、生活費のために関係者で話をして実質的な制限をかけて見守ることはあります。詐欺など犯罪レベルのことがあればそれを理由に制限について話すこともできるかもしれません。


ただ、まだお元気で病気や介護などの理由が無ければ、ご本人のお金をどう使うかに制限をかけるのは難しく、ご家族もお悩みが深いところです。 実際によく相談を受けるものの、解決策がすぐには見つからない問題ですね… お金の専門家ではなく、ご本人の状況を正確には知らないという立場からになりますが、お話しできる範囲でお答えします。

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回答者:木場猛(こば・たける)

株式会社チェンジウェーブグループ/リクシスCCO(チーフケアオフィサー) 介護福祉士 介護支援専門員 東京大学文学部卒業。高齢者支援や介護の現場に携わりながら、 国内ビジネスケアラーデータ取得数最多の仕事と介護の両立支援クラウド「LCAT」ラーニングコンテンツ監修や「仕事と介護の両立個別相談窓口」相談業務を担当。 3年間で400名以上のビジネスケアラーであるご家族の相談を受けた経験あり。セミナー受講者数、延べ約2万人超。 【新書】「仕事は辞めない!働く×介護 両立の教科書」(日経クロスウーマン)

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