長い介護期間において、特に大変になるタイミングは?

長い介護期間において、特に大変になるタイミングは?

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育児には「保活(保育園探し)」「イヤイヤ期」「1年生の壁」など、大変な時期の共通認識が定着していますが、介護にもそのようなタイミングがありますか?「この時期は大変だが、これを乗り換えると少し楽」など見通しを持っておけば介護の励みになるのではないかと思っています。(50代男性、会社員)

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ご相談ありがとうございます。先の見通しが立たないまま介護を構えるのは、大きな精神的負担になるものだと思います。介護は「ずっと大変」ではなく、負担が増える山場と少し落ち着く谷を繰り返します。


ここでは、代表的な4つのタイミングと、それぞれで必要となるタスク(例)をご紹介します。

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回答者:室津 瞳(むろつ・ひとみ)

NPO法人こだまの集い代表理事 / 株式会社チェンジウェーブグループ シニアプロフェッショナル ダブルケアスペシャリスト / 杏林大学保健学部 老年実習指導教員 介護職・看護師として病院・福祉施設での実務経験を経て、令和元年に「NPO法人こだまの集い」を設立。自身の育児・介護・仕事が重なった約8年間のダブルケア経験をもとに、現場の声を社会に届けながら、働きながらケアと向き合える仕組みづくりを進めている。 【編著書】『育児と介護のダブルケア ― 事例からひもとく連携・支援の実際』(中央法規出版) 【監修】『1000人の「そこが知りたい!」を集めました 共倒れしない介護』(オレンジページ)

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