お仕事と社会課題という難しいテーマに、真剣に向き合っていらっしゃることに、まず心から敬意をお伝えしたいと思います。日々のお仕事を担いながら介護という大きな課題にも目を向けるのは、簡単なことではないはずです。その前向きな姿勢そのものが、すでに大切な一歩ではないでしょうか。
介護の問題は、企業だけでも、個人だけでも抱えきれない領域です。その中で「個人が介護にとらわれずに働き続けられる社会をつくるには何が必要か?」という問いを立ててくださったことは、まさにこれからの時代に欠かせない視点だと感じます。
ここからは、介護と仕事の両立を少しでも後押しできるよう、企業として実践しやすい取り組みのアイデアをいくつかご紹介します。あくまでも一例としてご参照いただけますと幸いです。
企業として新たに取り組める3つの工夫
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