企業はどのように介護をサポートできるのか?

企業はどのように介護をサポートできるのか?

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今や介護は個人の問題ではなく、社会全体で支え合っていかなければならないものと理解していますが、企業として社員にサポートできることにはどんなことがありますか?有効な社内制度や研修があれば教えていただきたいです。(50代女性、管理職)

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部下や同僚の介護の問題を「個人の事情にとどめず、会社としてどう支えられるか」と考えておられるご姿勢に、まずは敬意を表します。管理職として日々多忙な中で、そのような視点を持たれること自体が簡単ではないのではないでしょうか。


介護は誰にでも起こりうることでありながら、「相談しづらい」「準備の仕方がわからない」と感じている社員が少なくありません。だからこそ企業には、社員が安心して声をあげられる雰囲気と、早めに備えられる仕組みを整えることが大切ではないかと思います。


企業ができる3つの具体的支援策(一例)

 

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回答者:高畑 俊介(たかはた・しゅんすけ)

福岡大学 法学部卒。 介護支援専門員、介護福祉士、産業ケアマネジャー。 ケアマネジャーとして介護の現場に携わりながら、介護業界の働き方や制度についてSNSを通じた情報発信を継続。ICT活用や業務改善にも取り組んでいる。組織運営や人材育成を通じて、介護職のより良い環境の実現を目指して活動中。「仕事と介護の両立支援窓口」相談員を務める。「全国ビジネスケアラー会議」にも登壇。

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