徘徊状態になった時、自宅介護から施設入所に変える選択が介護をする人の負担で必要になるかと思いますが、切替を判断する目安があればご教示頂きたいと思います。
認知症が重症になり、昔から言われている典型的な徘徊をするのは、アルツハイマー型認知症の方ですから、全体の認知症の20%弱くらいです。
アルツハイマー型認知症の方の徘徊は、第三者から見ると目的もなくむやみに歩いて勝手にどこかに行ってしまうというイメージです。このような徘徊は一般社会では、事故や怪我にまきこまれることも多く、死につながりかねません。
このような徘徊が始まったら、各市町村で呼び方は違いますが、警察がやっている徘徊老人をみなでさがしてくれるものに登録するのがいいでしょう(おかえりネットワークなど、いろいろな呼び名があります)。このような徘徊は在宅では危険が大きいので、早めに施設に入ることをお勧めします。