要介護1の父の急な足腰の弱り・今後の介護サービスの種類と相談先について要介護1の父の急な足腰の弱り・今後の介護サービスの種類と相談先について

質問

ご相談したい内容は介護1の実父85歳ですが、急に足腰が弱くなり自宅での移動すらままならなくなっており、同居している同い年の腰の弱い母との暮らしではかなり無理が出たため、至急ショートステイ先を探し、その間に今後の入所先を探したいと考えています。この場合、ショートステイ先は老人保健施設でケアマネージャーさんにお願いするしかないかと思っているのですが、一般的にはそうなんでしょうか?

回答

ご質問ありがとうございます。
一般的にはケアマネージャーに依頼しショートステイ利用(継続最大30日まで)で様子を見ることになるかと思います。 1ヵ月では入所までできない可能性もありますが、30日を超える場合は1泊でも家に帰るか他のショートにうつり継続も可能です。 ショートステイ先は老人保健施設とは限らず、特養(特別養護老人ホーム)や有料老人ホーム、デイサービスに併設されている所などもあります。


ご本人の状態にもよりますが、老人保健施設の場合はショートステイ利用だけでなく一時入所の形で3か月程度受け入れてくれるかもしれません。 他に、介護保険では対応できない場合や急ぎの場合など、医療機関に相談して自費の「レスパイト入院」という形式で受け入れてもらうこともあります。 何にせよ、既に担当がいましたらケアマネージャーに、まだいなければ地域包括支援センターにご相談ください。

お住まいの地域で利用しやすい打ち手が何かしらあるかと思います。

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木場猛(こば・たける)

株式会社チェンジウェーブグループ/リクシスCCO(チーフケアオフィサー) 介護福祉士 介護支援専門員 東京大学文学部卒業。高齢者支援や介護の現場に携わりながら、 国内ビジネスケアラーデータ取得数最多の仕事と介護の両立支援クラウド「LCAT」ラーニングコンテンツ監修や「仕事と介護の両立個別相談窓口」相談業務を担当。 3年間で400名以上のビジネスケアラーであるご家族の相談を受けた経験あり。セミナー受講者数、延べ約2万人超。 【新書】「仕事は辞めない!働く×介護 両立の教科書」(日経クロスウーマン)
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