高齢者介護と何が違う?重度障がい者介護の特徴と職場が知っておくべき支援の視点

高齢者介護と何が違う?重度障がい者介護の特徴と職場が知っておくべき支援の視点

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重度障がい者を介護している社員がいます。高齢者介護が取り上げられることが多いですが、重度障がい者介護の分野も取り上げて欲しいです。高齢者介護との相違点や課題について教えてください。(60代男性、管理職)

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職場に、重度の身体障がいを抱えるご家族を介護している社員がいらっしゃるとのこと。そして「高齢者介護ばかりが注目される中で、障害者介護の実態を知ろう」としてくださっている姿勢に、心から敬意を表します。


障がいのある家族を支援している方々は、その多くが長期間にわたり、精神的・身体的にも負担を抱えながら働いています。 しかし、制度や職場の理解はまだ十分とは言えません。


ここでは、重度身体障害者の介護の特徴や、高齢者介護との違いを整理しながら、職場としてできる支援の視点をお伝えします。

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回答者:高畑 俊介(たかはた・しゅんすけ)

福岡大学 法学部卒。 介護支援専門員、介護福祉士、産業ケアマネジャー。 ケアマネジャーとして介護の現場に携わりながら、介護業界の働き方や制度についてSNSを通じた情報発信を継続。ICT活用や業務改善にも取り組んでいる。組織運営や人材育成を通じて、介護職のより良い環境の実現を目指して活動中。「仕事と介護の両立支援窓口」相談員を務める。「全国ビジネスケアラー会議」にも登壇。

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