認知症でも身体は元気で本人が「困りごとはない」場合、うまくサポートを入れるには?

認知症でも身体は元気で本人が「困りごとはない」場合、うまくサポートを入れるには?

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父親は認知症で要支援2です。最近、物忘れがひどくなったように思います。感情の起伏も激しく、ちょっとしたことで怒り出すこともあります。ですが、身体は元気で、自転車にも乗れるので、「ヘルパーの助けなどいらない。他人を家にも入れたくない」と言い張ります。本人には困りごとがないけれど、はた目から見ると支援が必要に思える場合、何から始めたらよいですか?

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ご相談いただきありがとうございます。

親と子どもの意見や思いのすれ違いにより、支援の導入が困難なケースは良くあります。

改めて今回は「本人が支援を拒否しているが、外から見ると支援が必要な場合、何から始めたらよいか?」 について回答させていただきます。


まず、このように支援を拒否するケースにおいては真正面から「説得」をするのではなくアプローチ方法を変えて「選択肢を増やす」 という意識を持つと良いかと思います。


例えば

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回答者:佐々木 元勝(ささき・もとかつ)

理学療法士、元デイサービス管理者。 新卒で理学療法士免許を取得してから約10年以上、介護現場に身を置き、現在までに介護される人・介護する家族さん達延べ3000人以上の方々と関わる。また、地域住民向けに「介護に関すること」「健康な体作り」等のセミナーを50回以上開催。介護や認知症をもっと身近に感じてもらうためのワークショップを開催している。 自身の経験を元に電子書籍も2冊出版。「超簡単 管理者・リーダーのための介護業務を整理する5つの方法」「妻が妊娠したら、夫から始める14のこと」

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