実家で暮らしたい親の願い。無理なく続けるためのコツは?

実家で暮らしたい親の願い。無理なく続けるためのコツは?

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要介護1の両親とは普段は別居ですが、デイサービスが終わると自宅に招いて、夕食を共にしお風呂を済ませ、翌朝また実家に帰しています。両親は住み慣れた実家で最後まで生活したいと言っています。


私はパートですが9時から18時まで働いています。兄弟はいますが協力が望めません。


私にどこまでできるかと不安を感じながらも、苦労してきた親の希望を優先したい思いがあり、今に至ります。在宅で親をサポートしている方の経験談をお聞きしたいです。(50代女性、パート)


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お仕事をしながら、ご両親の暮らしを支えていらっしゃるとのこと。

ご相談を拝見し、その丁寧な関わりに胸を打たれました。

デイサービスを終えたご両親を迎え入れ、食事と入浴をすまし、翌朝には実家に送り出す。

言葉にできない疲れもあることと思います。


それでも「住み慣れた実家で最期まで暮らしたい」というご両親の願いを叶えたいというお気持ちは、温かく、尊いものだと思います。


ただ、どこまで自分ができるのかと不安になる瞬間も増えてきたのではないでしょうか。

ご相談者と同じように在宅で親を支えている方の経験や、負担を少しでも軽くする考え方、支援の受け方についてお伝えできればと思います。


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回答者:高畑 俊介(たかはた・しゅんすけ)

福岡大学 法学部卒。 介護支援専門員、介護福祉士、産業ケアマネジャー。 ケアマネジャーとして介護の現場に携わりながら、介護業界の働き方や制度についてSNSを通じた情報発信を継続。ICT活用や業務改善にも取り組んでいる。組織運営や人材育成を通じて、介護職のより良い環境の実現を目指して活動中。「仕事と介護の両立支援窓口」相談員を務める。「全国ビジネスケアラー会議」にも登壇。

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