現在千葉在住の57歳のサラリーマンです。大阪に暮らしている両親(二人とも91歳)がいますが、母親に認知証の兆しが出てきており、足腰も弱く外への買い物もままならない状況にあります。普段の買い物は通販に頼っていますが、この夏くらいから買い物の量が尋常ではなく、引落口座残金が不足し支払いが滞ることが続いています。当然、食べきれない食材が冷蔵庫に入りきらない状態で、腐敗が進むものもあります。
まずは介護認定を受けるための審査を受け、母親な要介護1、父親は要支援2と判断され、現在は介護施設を模索しています。両親も施設に入ることを望んでいます。
ところが、施設を探す際、親の財産及び収入について知る必要があるにも関わらず、頑として答えてくれません。私には関西在住の姉が二人いて、毎週交代で実家を訪問し助けてくれていますが、彼女たちにも財産管理については教えてくれないそうです。お金の管理は母親が一手にしているのですが、認知症が進むと、最悪の場合、資産凍結もありうると聞きました。そのため、何とか管理を我々子供たちに渡してほしいのですが、その方法について得策案がありましたらご教示ください。
この度はご相談いただき、ありがとうございます。介護の必要性が短期間で高まったことにより、問題が複雑化し、大変な思いを抱えていらっしゃるのではないかとお察しします。そのような状況の中で、介護認定を受けられたことは適切な判断であり、今後の具体的なサポートに繋がる体制は整っていると言えるかと思います。
基本方針としましては、「施設入所」と「財産管理」の問題を分けて整理し、それぞれ個別に対応していくことが適切と考えられます。以下、その方針に基づいて回答させていただきます。
1. 施設入居について
すでに担当のケアマネジャーがいらっしゃる場合、まずはそのケアマネジャーにご相談ください。まだケアマネジャーが決まっていない場合は、地域包括支援センターに「施設を探したい」とお伝えいただくのも一つの方法です。周辺の施設の空き状況や、入居までの手続き、施設入所までの生活の進め方などについてアドバイスを受けることができます。
ご両親がすぐにでも施設入居を希望されているということであれば、
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