要介護者である父が受診・入居を拒んでおり悩んでいます。

要介護者である父が受診・入居を拒んでおり悩んでいます。

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要介護1・82歳の父は、おそらく認知症ですが、頑なに受診しようとしません。今は要支援1の母と2人暮らしですが、母は持病があり体調も良くありません。今は週2回1時間、ヘルパーさんに掃除をしてもらっています。私や兄弟は遠距離に住んでおり、毎日のフォローはできません。そろそろ老々介護も限界のように見えていますが、病院でさえ行かない父が施設へ入居するなど考えられないことです。どのように対応していけばいいのでしょうか。(50代女性、会社員)


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病院や施設へ足を運ぶのはハードルが高いという方はよくお見かけしますが、すでに介護サービスを利用されているのは大きな強みです。


まずは普段関わっているスタッフから説得してもらいましょう。家族の言葉というのは、感情が入るため素直に受け入れがたいことがあるものです。ですから、医師や看護師、普段から関わっているヘルパーや介護のスタッフなど、第三者から客観的に説得してもらうと効果的です。特に「お医者さんの言うことなら仕方ない」と思う方は多いようです。


とりわけ認知症の可能性に関しては、早期に病院を受診するのがお父様のためでもあります。病院の受診を促す言葉かけとしては

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回答者:岩瀬 良子(いわせ・りょうこ)

介護支援専門員(ケアマネジャー)・介護福祉士 京都大学卒業後、介護福祉士として、介護老人保健施設・小規模多機能型居宅介護・訪問介護(ヘルパー)の現場に従事。その後、育休中に取得した介護支援専門員の資格を活かし、居宅ケアマネジャーのキャリアを積む。「地域ぐるみの介護」と「納得のいく看取り」を志している。

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