共働き夫婦がそれぞれの親を介護する場合、どんなメリットデメリットがありますか?

共働き夫婦がそれぞれの親を介護する場合、どんなメリットデメリットがありますか?

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現代は「嫁」が夫の親、妻の親4人を面倒見るなどということはなくなったと思います。同時に、あなたの親はあなたが責任者で、ということも起こりうる(起こっている)と思います。共働きが多い中で、夫婦それぞれが、それぞれの親について責任を負うシステムにする場合、どんなメリットデメリットがありますか?実際はどうでしょうか。

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まず、実態というか相場感についてお話します。今の家族構成からすると、ご指摘の通り「自分の親のことは自分で考える」が前提で、「配偶者側に手伝う余力があるなら協力してもらえる場合もある」ぐらいの状況になりました。 得意不得意もありますので、詳しい方や先に介護が始まって経験している側が助けるという形でご夫婦で協力されることもあります。介護前から同居していて仲がいい場合は「嫁」が担当というご家庭もまだありえます。


ただ、各家庭で誰が責任を負うかは、ご夫婦あるいは親御さんやご兄弟含めた総意次第です。 どちらがいいと選択できる変数ではなく、そう考えるご家庭であるという定数に見えますので、メリットデメリットのご説明が難しいです。


支援者の立場として私からお伝えしたいのは、

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回答者:木場猛(こば・たける)

株式会社チェンジウェーブグループ/リクシスCCO(チーフケアオフィサー) 介護福祉士 介護支援専門員 東京大学文学部卒業。高齢者支援や介護の現場に携わりながら、 国内ビジネスケアラーデータ取得数最多の仕事と介護の両立支援クラウド「LCAT」ラーニングコンテンツ監修や「仕事と介護の両立個別相談窓口」相談業務を担当。 3年間で400名以上のビジネスケアラーであるご家族の相談を受けた経験あり。セミナー受講者数、延べ約2万人超。 【新書】「仕事は辞めない!働く×介護 両立の教科書」(日経クロスウーマン)

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