自分で親の面倒を見たいという思いと、現実的には疲れてしまうのではないかという不安があります。

自分で親の面倒を見たいという思いと、現実的には疲れてしまうのではないかという不安があります。

お気に入り登録
仕事をしながらの介護について、自分で親の面倒を見たいという思いと、現実的には疲れてしまうのではないかという不安があります。
相反する2つの気持ちの葛藤がある中で、うまく介護と向き合っていくコツはありますか?
具体的な方法を交えて教えていただければと思います。

回答者アイコン

ご質問、ありがとうございます。

「自分で親の面倒をみたい」というお気持ち、理解できます。
同時に、その具体的な中身をしっかりと考えておかないと、おっしゃる通り「現実的には疲れてしまう」ことになります。
この認識があやふやだと、介護離職、介護離婚や虐待といった、とても悲しい結果にもなりかねません。
とても大切なことですので、可能であれば、親御さんとも話し合うようにしてください(そうそう簡単ではありませんが)。

まず、しっかりと認識していただきたいのは、

この続きは無料会員限定です

残り 1,294字

回答者アイコン

回答者:酒井穣(さかい・じょう)

株式会社チェンジウェーブグループ/リクシス 創業者・取締役 慶應義塾大学理工学部卒。TIAS School for Business and Society経営学修士号(MBA)首席取得。商社にて新規事業開発に従事後、オランダの精密機器メーカーに光学系エンジニアとして転職し、オランダに約9年在住する。帰国後は東証一部上場企業の取締役を経て、2016年に株式会社リクシスを佐々木と共に創業。自身も30年以上に渡る介護の経験者であり、認定NPO法人カタリバ理事なども兼任する。NHKクローズアップ現代などでも介護関連の有識者として出演。 著書:『はじめての課長の教科書』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、2018)、『ビジネスケアラー 働きながら親の介護をする人たち』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、2023)

この記事は役にたちましたか?

より良いサービスを提供するために、欲しい情報や改善してほしいポイントを教えてください。

アンケートに協力する 外部リンク