親が認知症と同時に老人性うつ(1日にずっと悲観的な言葉を繰り返している)を発症している可能性が高いです。そのような場合、周りの人間の対応法や事例などを教えていただければ、助かります。(50代男性、会社員)
ご相談ありがとうございます。老いと向き合うことは、自分の能力の衰えや他者との離別など、多くの喪失体験に直面し、様々な痛みが伴うものです。そのため、気分が落ち込み、悲観的になる方も珍しくありません。
今回のご相談の場合は、老人性うつを発症しているかもしれないとのことですので、まずは専門医に相談なさってください。お薬の力を借りて乗り越えられる可能性もあるかと思います。
そのうえで、薬物療法以外のアプローチ方法を3つ、お伝えします。
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