『親の介護は親のお金が鉄則』といわれる理由について

『親の介護は親のお金が鉄則』といわれる理由について

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母の介護認定は要介護1で下りました。
お風呂や廊下に手すりを設置する工事をしたり、最近は訪問看護と訪問リハビリも始まり、本人もとても喜んでおります。 担当の皆さんが話をよく聞いてくださり、親切にしてもらえるのが嬉しいようです。 私もテレワークで殆ど自宅にはおりますが、夜遅くまで働いているので、行き届かないところにプロの方が入ってくださるのはとてもありがたいです。
 二人で、こんなに良いならもっと早く申請すればよかったねと話しています。

 さて、質問があります。
 コラムで、『親の介護は親のお金が鉄則』と読みました。これは何故なのでしょうか?理由を知りたいです。

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今の状況を教えていただきありがとうございます。 よいサポートが受けられているようで良かったです。
ご質問に関してお答えします。

統計上、高齢の方の8割以上が「介護費用は自身の年金・貯蓄などでまかなう」意向になっていますので、「親の介護は親のお金」が基本と言っていいのではないかと思います。
 一方で、

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回答者:木場猛(こば・たける)

㈱チェンジウェーブグループ CCO/介護福祉士・ケアマネジャー/武蔵野大学別科 非常勤講師 東京大学卒業後、介護現場で20年以上・累計2,000件超の家族を支援した「仕事と介護の両立」の専門家。現在は両立支援クラウド「LCAT」や「ライフサポートナビ」の監修、年間400件の相談対応を行う。厚労省の有識者ヒアリング対応をはじめ、東京都・山梨県等の自治体、日本家族看護学会での登壇、パナソニックなど大手100社以上への支援実績を持つ。 著書に『仕事は辞めない!働く×介護 両立の教科書』。月間1,000名規模の「全国ビジネスケアラー会議」モデレーターも務める。

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